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  • Second Lifeでえっちな寝間着「ネグリジェ」がほしいのに!!

    Second Lifeでえっちな寝間着「ネグリジェ」がほしいのに!!

    「寝る前に着る服だけど、ちょっとドキッとさせたい」
    「かわいくて、でもいやらしすぎない、そんな服が欲しい」

    そんなあなたにぴったりなのが、“ネグリジェ風”の寝間着。
    でも、Second Lifeのマーケットプレイスで「ネグリジェ」と検索しても、思ったようなアイテムが出てこない……。

    今回は、

    • ネグリジェってどんな服?
    • 英語ではどう呼ばれてるの?
    • Second Lifeでは何と検索すればいい?

    そんな疑問にお答えしつつ、かわいくてちょっぴりセクシーなアイテムを探すコツをご紹介します。

    ネグリジェってどんな服?

    「ネグリジェ(négligé)」は、フランス語に由来する女性用の寝間着。

    • レースやシフォン素材で
    • 少し透け感があって
    • ゆったりしていて着心地がよく
    • 大人っぽくてロマンチック

    そんな印象のあるルームウェアとして、日本では昔から親しまれてきました。 実際には「お風呂上がりにさらっと羽織る」ような服や、「ちょっと気合を入れたい夜のための勝負寝間着」的なニュアンスもあります。

    「ネグリジェ」という言葉は昭和〜平成初期のドラマや漫画、グラビア、通販カタログなどでよく登場し、特に中高年層を中心に広く知られています。

    Second Lifeでネグリジェを探すと……?

    ふわっとしていて、透け感があって、ちょっとセクシー。そんなネグリジェをSecond Lifeでも着てみたい!と思って「ネグリジェ」と検索しても、あまりヒットしない……。

    実はSecond Lifeでは「ネグリジェ」という言葉はあまり使われていません。 でも、代わりに“ネグリジェのような雰囲気”を持った服が探せるキーワードがあるんです。

    それが「Babydoll(ベビードール)」。

    透け感、レース、ふわっとした可愛さと色気のバランス── 日本人が思い描くネグリジェの印象に最も近いのが、このBabydollというカテゴリです。

    「ベビードール」という言葉自体は、近年の下着ブランドやセクシーランジェリーの影響で徐々に広まり、2000年代以降のファッションやコスプレ文化を通じて認知されてきた、比較的新しい表現です。

    そのため、「ネグリジェ」は知っていても、「Babydoll」はSecond Lifeに来てから初めて知った、という方も少なくないかもしれません。

    この記事では、「ネグリジェ風の服=Babydollで探す」という視点で、それぞれの特徴や探し方をご紹介していきます。

    Marketplaceでどうやって探すの?

    Second LifeのMarketplaceは英語圏ユーザーが中心のため、日本語で「ネグリジェ」と検索しても思ったような服にはなかなか出会えません。

    でも、英語でのキーワードを使えば、雰囲気の近い服がたくさん見つかります!

    とくに「Babydoll」はネグリジェ風の可愛さやセクシーさを持ったアイテムが豊富で、最もおすすめ。

    ここでは、Marketplaceで実際に使える検索キーワードを一覧にまとめました:

    用語特徴
    Babydollフリルやリボン付きのキュートなデザインが多く、可愛くてセクシーな印象。最もおすすめ!
    Chemiseスリップ型のシンプルな寝間着。透け感やサテン地で上品に見せたい人向け
    Nightgown / Nightieやや実用寄り。ローブ付きや長め丈でふんわりしたものも多い
    Negligee意図としては近いが、アイテム数は少なめ。古風な印象が強い場合も。
    Lingerieセクシー系全般。過激な下着が多いため、ネグリジェ目的だと絞り込みが必要

    実際に検索してみた結果

    (2025年6月調査・目安)

    ※今回はSecond Life Marketplaceにて、Legacyボディ対応の服に限定して各キーワードを検索した結果のおおよその件数を掲載しています。検索時期や条件によって変動するため、あくまで参考値としてご覧ください。

    検索ワードヒット件数傾向とコメント
    Babydoll約2950件かわいくてセクシー。ピンクやレース多めでバランス◎
    Teddy約1480件ボディスーツ型が多く、露出強めで挑戦的。
    Chemise約530件控えめで大人っぽい。クラシックな印象。
    Nightgown約525件やわらかくふんわり。ガウン付きが多く、雰囲気重視に◎
    Nightdress約120件古風な響き。シンプルなものが多いが数は少なめ。
    Negligee約380件実際のネグリジェ感はあるが、数も質もバラつきあり。
    Lingerie10000件超露出の激しい下着含む。キーワード追加で絞るのが吉。

    どれを選ぶ?シーン別おすすめ

    • 💕 Babydoll:かわいさとセクシーの両立が欲しい人に
    • 🌙 Chemise / Nightgown:上品でやさしい雰囲気にしたい夜向け
    • 🔥 Lingerie / Teddy:大胆に決めたい勝負服として

    実際のアダルト演出で使うなら?

    セクシーな寝間着は、ただ着るだけでなく「誰かとの時間」を意識したときに、その魅力がより引き立ちます。 Second Lifeでロールプレイやアダルトな雰囲気を楽しむ場面では、以下のようなポイントを意識すると効果的です。

    “えっち”な場面であっても、露出度そのものよりも「雰囲気の演出」が鍵になります。

    たとえば、

    • 透け感のバランス
    • 色合い(淡いピンク・ホワイト・ブラックなど)
    • ロールプレイでの見せ方

    がポイントになります。

    ネグリジェ風の衣装は、“見せるための服”というより、“気分をつくるための服”。 アダルトな演出でも、自分自身がときめくような装いを選ぶことで、より魅力的な雰囲気が生まれますよ。

    おわりに

    Second Lifeで「ネグリジェ」と検索しても出てこない理由、そしてどう探せば“あの雰囲気のある服”に出会えるか──

    今回はそんな疑問にこたえながら、「可愛くて、ちょっとえっちな寝間着」の探し方をご紹介しました。

    今後も、Second Lifeの中で楽しめるちょっとマニアックな“えっちな服”の解説記事をゆるく楽しく続けていく予定です。

    「このネグリジェ、最高だった!」「こういうBabydollがすごく雰囲気よかったよ!」 そんなおすすめアイテムがあれば、ぜひ教えてくださいね。

    あなたの“好き”が、誰かのときめきにつながるかもしれません♡

  • 謎のかまぼこエロ家具の正体とは?Second Lifeのエロ事情

    謎のかまぼこエロ家具の正体とは?Second Lifeのエロ事情

    Second Lifeのエロ家具で遊んでる美少女ぱすみんだよ!今日の話は、家具作りに必要な「名前がわからない問題」についてのお話。謎のかまぼこエロ家具を探してます!!!

    謎のかまぼこエロ家具の名前がわからない!!

    今、絶賛家具づくりに没頭中。 作ってるのは……そう、かまぼこ型のエロ家具! 丸っこくて、真ん中にディルドがボンッとついてて、乗るとユラユラとアバターが動く、Zindraでよく見るあの子。

    名前がわからなくて、“かまぼこ家具”とかでMarketplace検索するハメに!

    謎のかまぼこ家具!
    こういうやつ!!!

    正体はなんと20万円もするリアルアダルト家具!

    見た目でピンと来るやつを片っ端から開いていって、ついに正体を突き止めたの!

    「Sybian(シビアン)」っていう名前だった!!

    しかも、これリアルでも存在する、アダルトグッズブランド名だった!

    リアルのシビアンはというと、超本格的で、電動でブルブルしたり、乗るとアレがこうしてアレになるという、ちょっとすごいマシンらしい。 ちなみにお値段20万円オーバー!高級かまぼこだったのだ!

    SLの“名前迷子”あるある発動!

    ここまで来たら、もう謎は解けた……と思うでしょ? でもね、ここでさらなる壁にぶつかったの。

    SLの中では、このタイプのエロ家具、名前がバラバラだった!!!

    名前がバラバラすぎて、検索じゃなかなか引っかからないのよね。

    こうなると「Sybian」って、もはや一つのブランド名ってより、かまぼこ型ディルド家具の一般名詞みたいな存在だなって思った。

    つまり、「Sybian」は“亀の子たわし”化してるというか、本来は固有名詞だったのに、みんなの中ではもう一般名詞みたいになっちゃってる感じ。 そう思うと、なんか愛されてる証拠な気もする。

    結論:家具の名前が分からない世界、案外たのしい

    ということで、今回は「かまぼこディルド家具の名前が思い出せない事件」でした!

    みんなは「Sybian」って知ってた?それとも「アレ」で済ませてた?よかったら教えてね〜!

    それじゃ、またSLで会いましょ〜〜〜🌈

    ぱすてるみんと、かまぼこの上から愛をこめて。

  • 暴露はエロくない。Second Lifeで空気と関係性を壊す人たち

    暴露はエロくない。Second Lifeで空気と関係性を壊す人たち

    暴露…つまり他人にプライベートに関する話題についてです。

    こんにちは、ぱすてるみんとです。 今日はちょっと怒ってます。すこし長くなるけど、真面目な話をします。

    Second LifeにはAdult OKなエリアがあって、えっちな関係や遊びを楽しむ場所がたくさんあります。さきゅばす亭もそのひとつ。自由で、ちょっと危うくて、でもどこかあたたかくて、そんな空気が好きで作りました。

    でも最近、そういう空気を壊すような言動があって──正直、かなり怒りを感じています。

    アダルトOKだから「何をしてもいい」わけじゃない

    アダルトな空間だからといって、「何を言ってもいい」「誰のことを話してもいい」わけじゃない。

    問題なのは、“誰とセックスしたか”や、“どこの場所に出入りしてるか”といった、 他人のプライベートを勝手に話すことです。

    自分のことをどう話そうが、その人の自由。でも、他人のことを話題にするのは、まったく別の話です。 それをオープンチャットでさらっと言ってしまう人がいる。しかも一度じゃなくて何度も。

    私は、そのたびに「この話をされた人はどう思うか」「まわりにいた人は気まずくなってないか」 ──そうやって、裏でIMを送りながら、ずっと気を張ってきました。

    その場で私は忙しく作業していたけれど、頭の中ではずっと(大丈夫かな)(またか)って。 私は怒ってます。はっきり言います。私はあのとき、とても不快で、傷ついていました。

    暴露はマウント。しかも、信用を壊すのは本人だけじゃない

    暴露する人って、自分をよく見せたいんだと思うんです。 「この人と関係がある私はすごい」「ここにいる誰よりも距離が近い」──そんなふうに。

    でも、それって本当にすごいこと? 自分自身の言葉で信頼や魅力を見せられない人が、他人との関係を使って自分を飾っているだけ。 それって、ちっともかっこよくないし、エロくもない。

    しかも、被害を受けるのは話題にされた人だけじゃないんです。 その場の雰囲気、空気、安心感──全部壊される。

    そして「そんな発言を許してる空間」だと思われた時点で、 オーナーである私自身の信用も落ちるんです。これは本当に悔しい。

    一人だけがすっきりして、傷つくのは周り。 それって、あまりにも不公平じゃない?

    アバターの世界だからこそ、空気と精神性が大事になる

    Second Lifeでは、みんなが似たようなアバターを使ってる。 身体の形や顔は少しずつ違うけど、大きく見れば似てる。 だからこそ、「どう振る舞うか」「どう関係を築くか」っていう精神的な部分こそが個性になるんです。

    暴露で空気を壊す人って、そういう「中身の勝負」から逃げてる気がします。 匂わせるでもなく、沈黙や余白で魅せるでもなく、 ただ「言っちゃった!」で終わり。

    でも、それで残るのは“ドキドキ”じゃなくて、“気まずさ”と“信用の欠如”だけ。 エロくも、気持ちよくもない。ただ、冷めるだけなんです。

    アダルト=何でもあり? いいえ、だからこそ難しい

    Second Lifeのアダルト空間って、自由で楽しい場所。 でも、それは“好き勝手していい場所”とは違います。

    むしろ、リアルよりも空気が読みにくいからこそ、想像力が必要だし、 リアルと違って身体の怪我はないけれど、心が傷つくことはたくさんあるんです。

    だから私は思います。 「アダルトだからこそ、空気を読むこと・関係性を育てること・信頼を重ねることが、一番大事なんじゃないか」って。

    最後に

    さきゅばす亭では、「やさしくてちょっとドキドキする」そんな空気を大切にしています。 誰かと何かがあっても、それをそっと匂わせるくらいでいい。

    もしもそれを見せつけるように語りたくなったら、ちょっとだけ立ち止まって、 「これ、自分だけの話かな?」「誰かを巻き込んでないかな?」って考えてみてほしいです。

    暴露話は、エロくない。


    🔗 関連コラム:
    ぱすてるみんとがSecond Lifeという空間そのものに向き合ったnote記事
    『Second Lifeは、なぜトラブルが多いのか?──アダルトが土台にある世界と、コミュニケーション能力の話』
    この世界の“人間らしさ”と関係の難しさを、静かに、でも熱く語っています。

  • ロールプレイの考え方とは?Second Lifeでの心が伝わる会話

    ロールプレイの考え方とは?Second Lifeでの心が伝わる会話

    私の言いたいことちゃんと伝わってるかな?って不安に思ったことはありますよね。

    リアルだったら、表情や声のトーン、ちょっとした仕草や雰囲気で伝わることも、アバターと文字だけでは、なかなか伝わりにくい。そんな感じです。

    つまり、Second Lifeの私には、“伝えるための情報”が圧倒的に足りないんです。だから“私という情報”の伝え方を工夫する必要があるんです。しかも、その工夫には、ちょっとしたパターンやコツがあるのです。

    実はそれが、「ロールプレイ(RP)」と呼ばれる考え方につながっているのかもしれません。

    ロールプレイ=なりきること?いえ、伝えるための選択です

    「RPって、キャラになりきる難しいやつでしょ?」って思われがちです。でもじつは、もっとシンプルなものだと思っています。

    RPとは、自分を伝えるための“表現の選び方”。

    • アバターの服装や小物
    • 話し方や語尾の雰囲気
    • 場所の選び方やジェスチャーの使い方

    そうした一つひとつの「選択」は、すでにRP的な行動なんです。

    こんな人に見られたい!この思いを伝えたい!それは誰もが自然と考えてるし、ちゃんとそれを表現しようとしてる。

    だから「RPしてない人」って、実はほとんどいないのかもしれません。

    こんな工夫で「私」がもっと伝わる

    実は、難しい演技やキャラ設定じゃなくていいんです。日常のちょっとした「プラス」が、やり取りをあたたかくしてくれます。

    💬 話し方をちょっと変えてみる

    「ありがとう」→「ありがとにゃん♪」
    語尾やテンポを変えるだけで、雰囲気はガラッと変わります。

    ✨ ト書きやジェスチャーで気持ちを添える

    *そっと微笑む* (くすっと笑って)
    言葉にできない気持ちも、ちょっとした動きや演出で伝えられます。

    🧳 コーディネートにストーリーをのせてみる

    「今日はちょっと甘めに」「誰かに会う日の服」
    そんなふうに意識するだけで、アバターにも“今日の気分”が宿ります。

    ロールプレイの深め方

    もし、「もっとRPっぽくやってみたい!」と思ったら、以下のものを工夫するといいかもしれません。

    • アバターに名前や性格をつけてみる → キャラクター性を設定することは伝えやすい伝わりやすい王道のパターン
    • RP向けのカフェやシナリオイベントに参加したり → 会話ではなくても雰囲気に合わせた服装でも、あなたを手段になります。
    • ト書きを工夫して“雰囲気ある会話”を楽しんだり → これらをすることであなたの感情や内面の状態を直接の言葉書くより確実に伝わる技術です。

    そんな楽しみ方もあります。

    でも、RPはステップアップしなくてもいいんです。
    あなたが「ここが心地いい」と思えるところで楽しめれば、それが一番大事。

    もうロールプレイは始まってる

    ロールプレイは、“伝わる”と“つながる”をくれる、小さな魔法だよ。

    Second Lifeで、あなたという存在をどう伝えるか。こういうのをちょっとだけ少しだけ工夫してみる。そうすると、やり取りがもっとやさしく、もっと楽しくなるかもしれません。

    なりきらなくてもいい。演じなくてもいい。ただ「伝えよう」と思ったその気持ち。これこそ、あなたらしいロールプレイの始まりです。

    これが会話を楽しむコツでもあり、アバターづくりの土台の一つになります。

    是非、Second Lifeをよりよいものにしていってくださいね。

  • 仕草で伝えるト書き実例集:Second LifeのRP入門

    仕草で伝えるト書き実例集:Second LifeのRP入門

    仕草で伝える…これはテクニックではなく“感情の伝え方”

    Second Lifeのロールプレイで、言葉にできない気持ちをどう伝えるか──その答えのひとつが、「仕草で伝える」こと。前回まで「ト書きとは?」「ト書きを良くするには?」から、ここでは具体例を見てみましょう。

    今回は、恥じらい、迷い、期待、拒否、欲求など、さまざまな感情を“仕草”として表すト書きテンプレートを紹介します。

    感情を直接書くのではなく、にじませて想像してもらう

    相手の心に「どういう気持ちなんだろう?」と想像の余地を残すことで、やりとりに深みが出てきます。

    それは、ただのテクニックではなく、丁寧なコミュニケーションでもあるのです。

    照れや恥じらいを“仕草で伝える”

    初対面で少し緊張しているとき:

    (彼女は軽く会釈しながら、視線をそらした)

    好きな人と目が合ってドキッとしたとき:

    (彼女はふいに視線を逸らし、耳たぶを触った)

    うまく言えずにもじもじしている:

    (彼女は袖の端を指でつまみながら、何か言いたげに唇を噛んだ)

    相手の言葉に反応したくて、でも照れているとき:

    (彼女は肩をすくめるように小さく笑い、視線を足元に落とした)

    迷いや戸惑いを“仕草で伝える”

    YESと言いたいけど迷っている:

    (彼女は唇を開きかけたが、何も言えず、目をそらしたまま指先を絡めた)

    質問に即答できないとき:

    (彼女は口を開きかけて、何も言わずに閉じた)

    相手に近づきたいけど、怖いとき:

    (彼女は距離を詰めたまま動けず、胸の鼓動だけが静かに響いていた)

    期待や甘えを“仕草で伝える”

    少しだけ甘えてみたいとき:

    (彼女は小さく笑って、相手の袖をつまんだ)

    なにか言ってほしい/気づいてほしいとき:

    (彼女は視線を向けたまま、何も言わずにじっとしている)

    そっと触れて気持ちを伝えたい:

    (彼女は躊躇いがちに、指先で相手の手に触れた)
    もっとみてみる?(クリックで表示)

    少し大胆に甘えてみたいとき:

    (彼女は背中越しに相手に寄りかかり、小さく吐息をもらした)

    無邪気に甘えつつ、少し誘っているとき:

    (彼女は指先で相手のシャツの裾をつまんで揺らしながら、上目づかいに見つめた)

    なにかを言いたげに笑いながら距離を詰めるとき:

    (彼女はいたずらっぽく微笑みながら、少しずつ足を近づけていった)

    恥ずかしそうに、でももっと構ってほしいとき:

    (彼女は視線をそらしながら、そっと相手の袖を引いた後、小さくうなずいた)

    拒否や警戒を“仕草で伝える”

    強く拒否したいとき:

    (彼女は眉をひそめ、一歩下がった)

    迷っているけど受け入れられない:

    (彼女は一歩引きながらも、袖を離さなかった)

    言葉では言えない拒絶:

    (彼女は何も言わずに背を向けた)

    欲望や求める気持ちを“仕草で伝える”

    もっと近づきたいとき:

    (彼女は何かを言いかけてやめると、そっと身体を近づけ、喉を鳴らすように息をついた)

    気持ちを押さえられないとき:

    (彼女は震える指先で、ためらうように相手のシャツの裾をつまんだ)

    言葉にできないほど求めているとき:

    (彼女の唇がかすかに開いたまま、熱を含んだ吐息だけが漏れた)

    YES/NOを言わずに伝えるト書き

    ロールプレイでは、直接「いいよ」「だめ」と言わないことで、感情の流れや雰囲気を大事にするやりとりができます。

    そんなときも、「仕草で伝える」ことがとても役に立ちます。

    YESっぽいけど、はっきりとは言っていない:

    (彼女は頬を紅潮させ、何も言わずにただ相手を見つめ返した)

    NOではないけれど、まだ受け入れきれない:

    (彼女の指先が相手に触れそうで触れず、そのまま静かに止まった)

    こうしたグラデーションがあることで、やりとりに“余白”が生まれます。

    想像できる“余白”を残す大切さ

    ト書きは、物語をすべて語るためのものではありません。

    むしろ、少しだけ足りないからこそ、相手がその行動の意味を想像し、返してくれるのです。

    Second Lifeのロールプレイは、台本のある演劇ではなく、即興でつくる“感情のキャッチボール”。

    だからこそ、「仕草で伝える」ことが、相手にとっての“読み解く楽しさ”や“想像する喜び”にもなります。

    仕草ひとつで、RPが変わる

    仕草は、セリフよりも雄弁に感情を語ってくれることがあります。

    うまく言葉にできない感情、あえて言いたくない想い、戸惑い──そんな曖昧さこそ、ト書きの魅力。

    今回紹介したテンプレートが、あなたのRPの中でひとつのヒントになりますように。

    そして、「仕草で伝える」ことを楽しみながら、あなただけの表現を育てていけますように。

  • ト書きで「語らずに見せる」とは?Second LifeでのRP入門

    ト書きで「語らずに見せる」とは?Second LifeでのRP入門

    語らずに見せるとは?今回は、ト書きを“どう書くか”のお話です。

    前回の記事では、「ト書きってなに?」「どうやって使うの?」という基本を紹介しました。

    今回は、いよいよ実践編。「実際にト書きを書くとき、どう表現すればうまく伝わるのか?」について、少し深く掘り下げていきます。

    「語らずに見せる」とはどういうことなのか。 Second Lifeのロールプレイで、気持ちや雰囲気をうまく“演じる”にはどうしたらいいのか。

    今回は、そんなト書きの魔法のような使い方を一緒に考えていきましょう。

    ト書きは、感情は語らずに「見せる」

    「彼女は悲しかった」──これは“感情を語る”書き方。 でも、ロールプレイでは、こういう書き方はあまり好まれません。

    代わりに、感情を“見せる”ように書くのがト書きのコツです。

    ❌ 語ってしまう例:

    (彼女は悲しかった)

    ✅ 見せる書き方:

    (彼女は少しだけうつむいて、手のひらをぎゅっと握りしめた)

    セリフでは言わないけれど、仕草で感情がにじむように表現する。 これが、ト書きの面白さでもあり、奥深さでもあります。

    「語らずに見せる」で頭の中をどう描くか?

    小説では「心の中で思ったこと」をそのまま描写できますが、Second Lifeのようなロールプレイでは、相手が“見ている”情報しか使えません。

    たとえば:

    ❌(彼は心の中で叫んだ)

    → 相手はその心の声を受け取ることができません。

    ✅(彼は目を見開き、言葉を飲み込むように唇を閉じた)

    → これなら「なにか言いたかったのかな?」「驚いたのかな?」と、相手が想像する余地が生まれます。

    この“余白”こそが、ロールプレイの魅力でもあります。

    相手とのやりとりはキャッチボール

    RPは、セリフやト書きを使って、お互いにやり取りをする「即興劇」です。

    自分のト書きがどれだけ丁寧でも、相手に反応する“隙”がなければ、会話はキャッチボールになりません。

    悪い例:

    (彼は彼女の手を取り、そのまま強く抱きしめ、耳元で「愛してる」とささやいた)

    → 相手が返せるところがない。展開が一方的すぎる。

    よい例:

    (彼は彼女の手をそっと取った。少し戸惑うように、目を見つめる)

    → ここで相手が「どう反応するか」を選べる。

    “返せる空気”をつくることも、ト書きの大事な役割です。

    うまい「語らずに見せる」ト書きの共通点

    「語らずに見せる」うまい表現方法の共通点を見てみよう。

    • 感情を語らず、行動でにじませている
    • 一文が短く、状況を切り取っている
    • 相手が返しやすい“余白”がある
    • 書かれていない部分からも雰囲気が伝わる

    「全部書かないと伝わらない」は、逆に読み手の想像を奪ってしまいます。

    “ちょっと足りない”くらいが、ちょうどいい。

    次回予告:シーン別・感情ト書きテンプレ集!

    次回の記事では、「照れ」「怒り」「不安」「誘惑」など、感情ごとに使いやすいト書きテンプレートを紹介します。

    初心者でもそのまま使える例文を通して、さらに表現の幅を広げましょう。

    あなたのRPが、もっと自由で楽しくなりますように。